園芸害虫駆除ガイド
コガネムシ駆除
コガネムシ駆除
コガネムシ駆除のためのページです。植物が育つのに欠かせない、大事な根や葉を食害してしまうコガネムシの生態や駆除方法についてのページです。
コガネムシ駆除 メニュー
1.葉に不規則な穴がたくさん開いている
成虫が食べることで葉はボロボロになってしまいます。
2.土の表面に穴が開いている
成虫が卵を産み付け、幼虫が存在している可能性大!
3.なぜか植物に元気がない
気づかないうちに根が被害を受けている可能性があります。
コガネムシ駆除1.生態
コガネムシの生態と種類
コガネムシは、甲虫の一種です。日本中に生息しているありふれた虫で、マメコガネ、ヒメコガネ、ドウガネブイブイ、アカビロウドコガネなど多くの種類が存在します。幼虫は2~3cmくらいで乳白色、頭の部分だけ黒色です。
コガネムシとカナブンの違い
コガネムシに見た目のよく似た虫に「カナブン」がいますが、カナブンの幼虫は腐った葉を食べてくれる益虫なのに対し、コガネムシは成虫・幼虫ともに植物に被害を与えるため害虫とされています。カナブンとの見分け方として、カナブンの幼虫は背泳ぎのように背中を使って歩きますが、コガネムシの幼虫は普通にお腹を土に向けて歩きます。またカナブンの成虫は背中が大きな三角形なのに対し、コガネムシの成虫は小さなホームベース型をしています。
コガネムシの発生時期と繁殖
コガネムシの発生時期は5~11月ごろの真冬を除いた時期です。5月~夏ごろに成虫が夜の間に飛来し、土の中に卵を産みます。特に有機物をたくさん含んだ土を好みます。卵から生まれた幼虫はその姿のまま越冬し、春先にさなぎから成虫になると今度は地上で葉を食べるようになります。つまり発生は年に一回のサイクルです。
コガネムシ駆除2.被害と症状
コガネムシによる被害
コガネムシの成虫は葉や花を、特に新葉を好み食害します。コガネムシに葉をかじられると不規則な穴がたくさん開き、光合成がうまくできなくなって生育不良になります。幼虫の場合は食害部が根のため被害を発見するのが難しく、そのまま食害を続けられると株がぐらついて酷いと枯れてしまいます。また根が被害を受けることで水を吸い上げる力が弱くなり、根腐れを起こしやすくなります。
コガネムシ駆除3.予防方法
余分な雑草を刈り取る
コガネムシだけでなくすべての害虫に言えることですが、植物の周りの雑草は虫が寄りつくきっかけになるため刈り取っておきましょう。
未熟堆肥を使用しない
未熟堆肥とは、中の有機物がそれほど分解されていない状態の堆肥のことを指します。コガネムシの成虫は有機物をたくさん含んだ土を好むためなるべく使用しないようにしましょう。堆肥を使用する場合は完熟したものを使用するようにします。
防虫ネットを使用する
コガネムシの被害に遭わないためには、成虫の飛来を避けることが最大の予防になります。防虫ネットは植物にネットをかぶせ虫が付くのを物理的に防いでくれます。確実に予防するために使用することをおすすめします。
コガネムシ駆除4.駆除方法
見つけ次第取り除く
成虫も幼虫も、見つけたらすぐに取り除くようにしましょう。
薬剤を使用する
発生してしまったコガネムシの被害が大きい場合は薬剤の使用を検討してみてください。
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