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パクチー(コリアンダー)の育て方
パクチー(コリアンダー)の育て方
パクチーの育て方
パクチー(別名:コリアンダー、シャンツァイなど)は野菜としてもハーブとしても使用される植物で、ベトナム料理やタイ料理に欠かせません。スーパーでも購入することができますが、自分で育てれば経済的な上に無農薬!意外と手軽に栽培できる「パクチー」の育て方について詳しく紹介します。
パクチーの育て方 メニュー
- 育て方1「どんな植物?」…まずはパクチーの特徴を知ろう
- 育て方2「用意と種まき」…用意する道具から種まきまで
- 育て方3「日々の世話」…日当たり、水やり、肥料などについて
- 育て方4「パクチーの病害虫」…パクチーに付きやすい虫など
- 育て方5「収穫と保存方法」…収穫のタイミングと保存の仕方
- 育て方6「活用方法」…収穫したパクチーのいろいろな使い道
パクチーの育て方1:どんな植物?
パクチーの特徴
パクチーは地中海生まれのセリ科の一年草の植物です。ベトナム料理、タイ料理、中華料理、メキシコ料理などの香りづけに欠かせません。日本にパクチーが渡ったのは意外と昔で江戸時代の頃ですが、その独特な香りから「カメムシ草」と呼ばれていました。日本の食卓ではあまり見ることはありませんが、近年ではサラダなどに使用する人も増えてきています。スーパーでも買うことができますが、日本ではまだまだポピュラーではないので少し高値。たくさん収穫できるプランター栽培がおすすめです。
さまざまな名称がある
このページでは「パクチー」としてご紹介していますが、世界中で使用されている野菜と言うこともあって様々な名称を持っています。パクチーと言うのはタイ語。ほかに英語ではコリアンダー、中国語ではシャンツァイ、和名はコエンドロなど。料理によって呼び名が変わったりしますが、どれも同じ植物のことを指します。
効果、作用
パクチーには消化促進作用があり、胃腸の調子を整えてくれると言われています。夏バテ防止にもなると言われています。
パクチーの栽培適期
パクチーは比較的育てやすく、霜に当たらなければ気温が0℃になっても枯れません。苗が大きなって花が咲くと葉が固くなり収穫できなくなります。特に春にまいた種は生育がかなり旺盛で花が咲きやすくなるので必然的に収穫期間が短くなるので、少しでも長く収穫を楽しみたいという方には秋に種をまくのがおすすめです。
パクチーの育て方2:用意と種まき
用意するもの
- パクチーの種(コリアンダーシード)
- 鉢底石
- 植木鉢 5号以上(直径15cm~)
- 市販の培養土(元肥入り)
植木鉢の準備
パクチーの根は直根性という太く広がらない性質を持っています。この根が傷つくと苗の生育が悪くなります。そのため移植を避け、植木鉢に直接種をまく方法を取りましょう。植木鉢の大きさは5号(直径15cm)くらいに一株を目安にします。発芽適温は20℃前後。植木鉢が用意できたらまずは底に鉢底石を敷き、その上に園芸店などで売っているハーブの培養土もしくは野菜の培養土を8分目まで入れましょう。元肥が施されているものだと簡単です。下準備はこれで完了!
種の用意
パクチーの種は変わった特徴を持っています。半球形をしていて、それが二つくっつく形でひとつの球形になっています。つまり一粒の種から二つの芽が出てくることになります。のちのち芽が混み合うことを考えるとあらかじめ二つに離して植えたほうが効率的なので、まく前に手で分けておきましょう。
種まき
種の準備ができたら植木鉢に5mm間隔くらいで種をまいていきます。パクチーの茎は細くひょろっとしているので、種はできるだけ密着させて蒔いて、芽同士で支え合えるようにようにするのがポイントです。その後種が隠れるくらいに土を被せたっぷり水をやりましょう。日がよく当たる場所で土を乾かさないように管理すれば大体7~10日ほどで発芽します。
また、本葉が出たころに芽を間引きし、葉が混み合わないようにしてください。背丈が20cmくらいになるころには株と株の間が15cmくらいになるようにしましょう。(8号鉢の場合はひと株です。)
パクチーの育て方3:日々の世話
日当たり
半日陰の場所でも十分育ちますが、日当たりの良い場所をより好みます。鉢をできるだけ日当たりの良い場所に設置してあげましょう。
水やり
水を好むタイプの植物です。極度の乾燥に気を付け、土が乾いたらたっぷり与えるようにしてください。ただし与えすぎると根腐れを起こす原因になりますので注意してください。
肥料
土に元肥が施されていれば特に追肥はありません。
敷き藁が便利
葉や茎に泥が付くと病害虫にかかりやすくなります。また冬は霜が付きやすくなるので、これらを解決するために「敷き藁」を施してあげるのがおすすめです。
パクチーの育て方4:パクチーの病害虫
アブラムシ
基本的に害虫が付きにくいとされるパクチーですが、アブラムシの被害にはよく遭うようです。群れになり茎や葉の汁を吸ってしまいます。
ヨトウムシ
蛾の幼虫。食欲がかなり旺盛のため、一度植物に付かれると葉をどんどん食べられてしまいます。
ハダニ
おなじみのナメクジですが、園芸では害虫。葉を食べてしまいます。植木鉢の裏をチェック。
ナメクジ
ゴマ粒大のとてもポピュラーな園芸害虫。葉水が予防のポイントになります。
パクチーの育て方5:収穫と保存方法
収穫できる場所と時期
パクチーを食用できるのは主に葉の部分。種まきからひと月程度、背丈が20cmくらいに育ったら収穫のしどきです。下の葉から使う分だけ収穫しても良いですし、収穫時期が短いので思い切って株ごと採ってしまってもOK!ただし、収穫が大量になるので処理が大変になるかもしれません。また、種も収穫したい場合は、葉を取りすぎると花が付かないことがあるので注意しましょう。
種の収穫もできる
葉を収穫し終え花がなったあと、種が収穫できるようになります。実が淡い褐色になったら株ごと収穫し、自然乾燥させましょう。収穫した種はコリアンダーシードと言い、スパイスとして使用することができます。ハーブソルトに使用するのもおすすめです。
⇒ハーブソルトの作り方のページ
パクチーの育て方6:パクチーの活用方法
サラダに
ビタミン豊富で美容効果が高いと言われるパクチー。葉ごと食べれるサラダに!
ハーブソルトに
パクチーを使用した塩を手作りすることができます。混ぜるだけ簡単!
⇒ハーブソルトの作り方
スープに
消化促進作用があるとされるパクチー。スープにすれば胃腸に優しいメニューに。
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