野菜の育て方
そら豆栽培
そら豆栽培
そら豆の栽培方法のご紹介をしています!
そら豆栽培 メニュー
そら豆の栽培について
そら豆はマメ科の野菜です。食べ応えのある大きな実の姿が特徴で、食卓でもよく活躍する存在ですね。たんぱく質、ビタミンB1、B2、C、Kなど栄養が豊富で、血圧を下げたり、むくみを解消したりという効果があります。収穫したてのそら豆を茹でて食べると、市販のものよりもずっとおいしいですよ♪発芽さえしてしまえばどの品種でもよく育つので、栽培方法もそれほど難しくありません。発芽率はあまり良い方ではないので、初心者で不安な方は苗から始めるといいかと思います。
そら豆栽培のポイント
種は下向きに
そら豆の種は逆さに植えると種がでません。尖っている方を必ず上向きにして植えるようにしてください。
支柱を立てよう
そら豆は最大150cmくらいの大きさになるので、苗のバランスが不安定。支柱や土寄せで対応を!
追肥をしっかりと
マメ科の中で特に肥料を好む野菜です。しっかり追肥を行うことがたくさん収穫するポイント!
種まきのルールを守る
お歯黒と呼ばれる種の黒い部分が下を向くように植えましょう。向きが違うと発芽しない可能性があります。また、土に深く埋めすぎるのも発芽しない原因となるので注意しましょう。
支柱を立てて苗を支える
そら豆は背丈が高くなるのと茎が細めなので、成長してくるにつれ苗のバランスが悪くなります。支柱立てや土寄せを行って支えてあげるようにしましょう。
肥料を使用する
そら豆は肥料を好む野菜です。栽培が長期にわたることもあり、追肥は必ず数回に分けてしっかりと行うようにしましょう。化学肥料をひと袋買っておけばOK。
そら豆栽培1:栽培の準備と植え付け
用意するもの
- そら豆の種
- プランター(幅65cm程度、深型だとなお可)
- 鉢底石
- 野菜用の培養土(元肥入り)
- 緩効性の化学肥料(追肥用)
STEP1:プランターの準備をする
そら豆には、育苗ポットで苗を育ててからプランターに植え付ける方法と、種をそのままプランターに蒔く方法があります。今回は後者の直播きの栽培方法をご紹介していきます。おすすめのプランターのサイズは通常の65cm幅の物です。深型だと苗がより丈夫に育つのでおすすめ!
プランターを決めたら、まずは底に鉢底石を敷き詰めて水はけを良くし、そこへ土をプランターの上側3cm分ほど残して入れていきます。土は肥料入りの市販の野菜用の培養土を使用すると、手間が省けて簡単です。
STEP2:種をまく
土の準備まで終わったら、いよいよ種をまいていきましょう。そら豆の種は一部が黒くなっています。これをお歯黒と言いますが、種まきの際はこのお歯黒が斜め下になるように埋めます。お歯黒の方向を間違うと発芽率が下がるので注意しましょう。株間は20cm位あけ、一か所につき種を2粒種を挿します。このとき土から半分見えるくらいに浅めに挿すのがポイント。深く埋めすぎると芽が出てこない場合もあるので注意が必要です。その後水を与えて管理していると1週間~10日前後で発芽します。
STEP3:必要に応じて間引く
一か所につき2粒埋めているので、場所によって芽が1本だけ出ていたり2本とも出ていたりとバラつきがあるかと思いますが、2本生えた場所に関しては、生育の悪いものを間引いて1本にしてください。もったいなく感じますが、1本で栽培したほうが実の付きがよくなり、葉が混み合わないので管理も楽になります。
そら豆栽培2:日光・水やり・肥料
日当たりの良い場所を好む
そら豆は背が高くなるので、日に当たることでどんどん成長していきます。日当たりの良い場所で管理しましょう。
水やりは土が乾いたら
乾燥が苦手。生育のよい春は土が乾く都度にたっぷり与えるようにしてください。
追肥は重要なポイント
そら豆は肥料をよく吸収することで知られています。おいしい実を収穫するためにも、肥料は適期に適量与えるようにしましょう。一度目の追肥は定植から落ち着いた12月上旬ごろ。二度目は花が成長していく3月半ばごろに、ひと株あたり化学肥料10gほどを施します。肥料が足りているかどうかは葉の状態で確認しましょう。葉が黄色くなっているようであれば栄養が足りていないので追加してください。
また、追肥を行うたびに土寄せも行ってください。土寄せとは名前のまま、株元に土を寄せることを言います。苗の姿勢を安定させ水はけをよくする働きがあります。
そら豆栽培3:支柱立て
支柱で苗を支えてあげる
そら豆は背丈が大きくなるので、バランスを崩して倒れないように支柱で支える必要があります。長さ70cmくらいの支柱を数本挿して、麻ひもなどで緩く誘引しましょう。
そら豆栽培4:摘芯と剪定
背が高くなってきたら「摘芯」しよう
3月ごろ花が咲きだし、背丈が支柱くらいになってきたら摘芯を行います。摘芯とは、成長中の真ん中の茎をカットして縦方向への成長を止めること。摘芯された植物は縦に伸びなくなる代わりに、横方向への成長を始めます。こうすることで枝が増え、実の付きをよくすることができます。
実が付いてきたら「剪定」しよう
4月ごろになると徐々に実を付けるようになります。たくさん付くほど嬉しいものですが、ここで枝を5~6本ほど残してあとはすべて切ってしまいましょう。たくさん付けると肝心の莢(さや)の部分が成長しない可能性があります。実も同じで、ひと株あたり15個ほどに絞ったら、あとの実は全て摘んでしまいましょう。下の方になっている実の方が美味しさが勝ります。
そら豆栽培5:収穫について
いよいよ収穫!
開花後35~40日くらい、5月の半ばごろが収穫しどきです。一番の収穫どきを見極めるのがなかなか難しいですが、上を向いていた莢が下を向き始め、莢の背がほんの少し黒っぽくなってきた頃がベストタイミングです。
そら豆は収穫後どんどん味が落ちてしまいます。そのためできるだけ早く使用するようにしてください。
そら豆栽培6:害虫について
アブラムシやアザミウマに注意
冬を越し3月くらいから害虫が発生しやすくなります。特にアブラムシやカメムシが付きやすいので、あらかじめ害虫対策をしておくようにしましょう。
- アブラムシ …群れになり植物の汁を吸う。病気のウイルスを持ち込むこともある。
- カメムシ …豆類は莢が被害に遭いやすく、実がデコボコになってしまうことがある
- アザミウマ …細長い体をした群れるタイプの害虫。スリップスと言う別名がある。
- ハモグリバエ …幼虫が葉に潜って食害し、葉に模様を付ける。通称エカキムシとも呼ばれる。
- ヨトウムシ …勢いよく葉を食べ、あっという間に葉脈だけになってしまうことがある。
害虫被害に遭わないために
害虫から守るためにはプランターに寄せ付けないのが一番。繁殖させると被害が大きくなるため、事前に出来る限り対策をしましょう。元気のない葉や枯れ葉は放置せず処理し、苗の風通しを良くして、虫の好む風通しの悪い環境を作らないことも大切です。
薬剤を使わず寒冷紗や不織布、敷き藁などをかぶせる方法もあります。これらは目の細かい布をかぶせて虫の侵入を物理的に防ぐ予防グッズです。
また、羽の付いたアブラムシやアザミウマ、ハモグリバエなどの虫は黄色い色に誘引される習性を持っているため、これを活かした「黄色粘着シート」というトラップを設置しておくと、飛来した虫を粘着シートにくっつけることができて便利です。予防にも駆除にも使えます。
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