ポタジェガーデン
パセリの育て方
パセリの育て方
料理の+αで活躍!「パセリ」の育て方
※ 妊娠中と授乳中の女性は使用を避けるべきとされていますのでご注意ください。
よく外食したときに料理の付け合わせで添えてあるパセリ。鮮やかな緑が加わることで料理の見栄えがぐんと良くなり、独特の香りがするため食後に食べるとお口直しにもなります。
パセリは「料理の飾り付け」という認識の人が多く、自らスーパーで購入して食べる機会は少ないかと思いますが、料理の見栄えを良くすることはもちろん、意外にも栄養をたっぷり含んでいることや、細かくまぶせばいろいろな料理の香りづけに使用できることなど、自分で育てていると使い道がたくさんあって便利なハーブです。
育て方もさほど難しくないため、初心者でも安心して育てることができます。植物や野菜を自宅で育てている方は、ぜひパセリにもチャレンジしてみましょう!
パセリの育て方 メニュー
- パセリの育て方1-パセリってどんな植物?…パセリの特徴や注意点
- パセリの育て方2-苗選びと植え付け…育てる前の下準備をしておこう
- パセリの育て方3-日当たり、水やり、肥料…苗の日々のお世話について
- パセリの育て方4-パセリに付く害虫、病気…香りが強いので虫には強い?
- パセリの育て方5-収穫について…収穫時に守るべきポイント
- パセリの育て方6-とう立ちについて…成長したパセリを長く収穫するために
- パセリの育て方7-活用、保存…収穫したパセリの使い道や保存方法について
パセリの育て方1:パセリってどんな植物?
パセリは、セリ科の植物で、世界中で様々な料理に使用されています。種類が大きく分けて2つあり、日本でポピュラーなのが「カーリーパセリ」と言う葉が縮れて全体が丸いフォルムをした種類です。ファミリーレストランの料理の付け合わせに出てくるパセリがこちらです。
もう一種が「イタリアンパセリ」と呼ばれる種類で、こちらは葉が平たいタイプのパセリです。日本ではあまり使用されませんが、イタリアではこちらの方がより多く使用されています。イタリアンパセリはカーリーパセリに比べ香りや苦みが柔らかく食べやすいとされています。ここでは、よりポピュラーな「カーリーパセリ」の育て方をご紹介していきます。
パセリは育て方が易しく、これから植物を育てようと言う初心者の方にもおすすめのハーブです。収穫もほぼ通年できるため、毎年苗を買い直す必要がありません。
種まきから行うと苗の植え付けまでに2ヶ月強ほどかかるため、苗から育てることをおすすめします。パセリを自宅で育てていると、いつもの料理に簡単に工夫を加えることができて楽しいですよ。粉末状にしておくと手軽に使えて便利です。
気を付けたいのは連作障害で、一度パセリを育てた土で続けて同じセリ科の植物を育てると、養分が足りず生育が悪くなったり、病害虫に侵されやすくなるという特徴を持っています。パセリを一度育てたら、同じ土でセリ科の植物を育てるまでに1年間ほどのインターバルが必要になります。
パセリの育て方2:苗選びと植え付け
育てやすいとはいえ、選ぶ苗は当然元気で生育の良いものを選びたいですよね。はじめにパセリの苗の選び方のポイントをご紹介します。
葉の色が鮮やかな緑色
葉はその植物の健康バロメーターです。どんな植物でもまず葉をチェックしましょう。鮮やかできれいな緑色をしていれば健康なパセリです。黄色っぽくなっていたり、色の薄い苗は避けるようにします。
葉の密度が高い
健康なパセリは、葉の密度が高く、ふわっとしています。密度が粗くふわっとしていないものは避けます。
見た目がみずみずしい
パセリは乾燥しやすい植物で、それによって味が苦くなったり、香りが落ちたりしてしまいます。水分をしっかり与えられ、見た目にみずみずしさがあるものを選びましょう。
苗を準備したら植え付けです。土は園芸ショップやホームセンターで買える花や野菜用の培養土でOK。パセリはそこまで大きくならないのと、ひと家庭の消費量がそれほどないため、プランターの大きさもそれほど必要がありません。5号~6号位の鉢に植え付けましょう。
植え付けは本葉が5~6枚になった頃に行います。栽培がほぼ一年中できるため、時期はあまり気にする必要はありません。
パセリの育て方3:日当たり、水やり、肥料
パセリは日当たりのよい場所を好むので、鉢は日がよく当たる場所に設置しますが、生育が良くなりすぎると葉が固くなり食用に向かないため、夏の直射日光などに注意します。
水やりは土を触って乾いていたらたっぷりやります。パセリは乾燥を嫌い、水分が不足すると萎びやすいので、水を切らさないように気を付けてあげてください。
肥料は定植後2週間おきくらいに与えるようにしましょう。
パセリの育て方4:パセリに付く害虫、病気
パセリは香りが強いので比較的害虫には強いと言われているものの、実際のところ食害に遭うことは少なくありません。事前にどんな虫の被害に遭いやすいかを知っておき、予防するようにしましょう。
キアゲハの幼虫(夏の終わり~秋ごろ)
緑色に黒とオレンジの模様が入った派手な体で、パセリなどセリ科の植物が大好物。大きさもあり、食べられているとすぐに見つけることができるので、見つけ次第取り除く方法がベスト。
アブラムシ(真冬を除き一年中)
葉の裏などから植物の汁を吸うタイプの害虫です。一匹一匹は小さく被害が少ないが群生する特徴を持つため注意が必要。発生したら数の少ないうちに葉をふき取って駆除する。羽があるアブラムシの場合、黄色粘着シートを使って駆除することができる。
ナメクジ(真冬を除き一年中)
夜間に出てきて葉や茎を食害し穴だらけにする。発生が夜なので日中は発見しづらく、鉢の裏などに身を潜めていることが多い。被害に遭ったら活動の鈍い昼に鉢の裏など影になる場所をチェック。
またカーリーパセリの場合、ふわふわしていて密度が高く風通しが悪くなりやすいため、カビが原因の「うどんこ病」や「軟腐病」などにかかりやすいと言われています。これらをしっかり予防するため、水やりの量、風通しなどに注意が必要です。
乾燥しすぎると葉に虫がつきやすくなり、逆に水をあげすぎるとカビや根腐れの原因となります。野菜やハーブを育てるときは、どの作業も「○○すぎ」に気を付けましょう!
パセリの育て方5:パセリの収穫について
パセリの本葉が12、13枚まで育ったら収穫のしどきです。収穫するときは外側の下の方から摘むようにしましょう。そして、収穫を長く楽しむため葉は必ず10枚は残しておくようにします。葉を取りすぎるとその後の生育が悪くなります。
パセリの育て方6:とう立ちについて
パセリは初夏ごろになると、通常の茎と違う「花茎」を伸ばすようになります。そのまま伸ばしていくと花をつけ、その後枯れ始めます。長く収穫を楽しむためには花茎が伸び始めたら花を付ける前にカットしてしまいましょう。こうすることで栄養が花茎に回らなくなり、その代わりにわき芽が出てきて、より多く、長くパセリを楽しむことができます。逆に、つぼみを大きくしてしまうと葉が固くなるので注意しましょう。
パセリの育て方7:パセリの活用、保存
収穫したパセリは料理の付け合わせにそのまま添えたり、電子レンジで水分を飛ばし粉々にして料理の香り付けに使ったり、その粉にさらに味をつけてふりかけとして使用することもできます。美容効果も高いと言われていて、意外にも入浴剤として使えたりもします。付け合わせだけだともったいない!ぜひいろいろな使用法を試してみてください。
「むし恋いこい ナチュラルフレーム(ネームプレートシリーズ)」アブラムシなどプランター菜園の害虫駆除に!
\540(税抜 \500)
「むし恋いこい ウェルカム(デザインプレートシリーズ)」アブラムシなどプランター菜園の害虫駆除に!
\540(税抜 \500)
家庭菜園初心者のアブラムシ駆除に!「むし恋いこい ツタフレーム(ネームプレートシリーズ)」
\540(税抜 \500)
家庭菜園初心者のアブラムシ駆除に!「むし恋いこい シックフレーム(ネームプレートシリーズ)」
\540(税抜 \500)
家庭菜園初心者のアブラムシ駆除に!「むし恋いこい プライベートガーデン(デザインプレートシリーズ)」
\540(税抜 \500)